今年も盛り上がりを見せた東京オートサロン2024!トヨタ自動車㈱の豊田章男 会長が自ら大黒PAに姿を見せて、車好きの若者たちにチケットを配布したことでも話題になりました。
多くのカスタムカーや、新型車?が公開されるなか、マツダより注目の一台が発表となりました。
純エンジン最後のロードスターとなるか!? ハイパワー&幌の軽量ボディで攻める
MAZDA SPIRIT RACING RS concept


概要
主なスペック

自動車メーカー社員としての評論
やはり注目すべきは、幌versionの軽量ボディーと、ハードルーフversionの2リッターエンジンの組み合わせ。
現在は、軽量は幌モデルには2リッターエンジンは存在しない。
筆者はこの組み合わせが欲しくて仕方がなかったので、「マツダは出すぞ、限定とかできっと!」(ただし期待)
と確信した。

なぜなら、技術的にはそれぞれを組み合わせるだけで簡単に実現できるからだ。小さい努力・小さいコストで大きな需要を取り込めるため、営利目的の企業としてはやらない手はない。

今回、その詳細は発表されていないが、足回りのチューニングは個別でやるだろう。1.5Lよりは重たくなり、かといってハードルーフver.よりは軽くなる。また、タイヤも16インチから17インチになっており、腰下重量のアップの要因がある為だ。
現在は販売が終了しているが、990Sという大ヒットグレードのBremboブレーキを流用し、同サスペンションの味付えのし直しで十分対応できそうだ。


タイヤについては、現在の195/50R16から、215/45R17になっている。ホイールはなんと8.5Jだ。もし発売するとなると、ホイールは7.0Jまたは7.5Jになるだろう。8.5Jホイールではコストが高すぎるため、採用しないだろう。それに、8.5Jに215mmのタイヤは少々ひっぱりすぎである。
プレミア必死?ロードスターの歴史と未来
ロードスターの歴史(歴代を振り返る)
NA型 1989-1998月
排気量/馬力 1600cc /120ps
排気量/馬力 1800cc /130ps
車両重量 960-1000kg
NB型 1998-2005
排気量/馬力 1600cc 125ps
排気量/馬力 1800cc 145ps
排気量/馬力 1800cc 160ps
排気量/馬力 1800cc+ターボ 172ps
車両重量1000-1120kg
NC型 2005-2025
排気量/馬力 2000cc/170ps
車両重量 1090-1140kg
ND型 20015-現在
排気量/馬力 1500cc/ 131ps
排気量/馬力 1500cc/ 131ps
車両重量 990-1060k
筆者個人的には、すでに現行のND型でも十分魅力的すぎて、先日までラインアップされていた「990S」グレードは
購入寸前までいってしまった。
しかし、細君からの手厳しいお叱りを受け、踏みとどまった。というちょっとした逸話があった中古を探すかもしれないw
マツダから示唆されている、これからのロードスター

2026年の発売にむけ、現在開発が進んでいるとのこと。そして気になる内容だが
いまのところ、BEVやHEVになることが濃厚 との事である。
SDGs、カーボンニュートラル、地球温暖化、Co2削減、、、これは避けられない「大きな流れ」である。
そうなってしまうことは避けられないのだろうか。
市販の可能性は? 価格は?
誰にもわからないが、既存のエンジンと既存のボデーの組み合わせでできたところを鑑みると、
筆者はある程度、市販化は期待できると考えている。
また、価格については、S990Sのパーツの流用や、17インチホイール化などを考えると、400万円を超えるか??
と思っている。
ただ、異常は勝手な推測であるのであしからず。
さいごに(筆者ならどうするか?
そうであれば、今回のオートサロンで示された走りに振った純ガソリンエンジンのロードスター、しかも
これが最終型となるであろう。
後悔しない選択を筆者はしたいと考えている。
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